穏やかな音楽と野生の植物の香りに包まれる
羽村の小さなタイマッサージ&アロマトリートメントサロン ecoubio エクビオ
おかげさまで、5周年を迎えました
sustainable 【形】持続可能な、継続維持できる


サステナブル、サステナビリティ。

今年1月にビッグサイトで行われた、国際化粧品展のセミナーにて英国フレグラントアース社の創始者、ヤン氏が何度も口にしていた言葉。その時からずっと、サステナブルというその単語が頭の片隅にあって存在感を放っています。
 
フレグラントアースとはうちのサロンで使用している精油のメーカーさんです。初めて香りを嗅いだ時にその芳香の素晴らしさに感動し、植物のエネルギーとはこういうものかと驚きとともに使い始めて早10年が経ちました。自分はその時セラピストになりたてで、スクールを卒業したはいいものの、いざ現場でお客様に入るようになって身体の多様性に困惑し、右往左往していた時期でした。
 
こうすれば良いのではという仮説や推測に自分の知識と技術が全くもって追いつかず、かと言って今後どうやって勉強していったら良いのかの指針も無く、理想と現実の大きな乖離に悔しい思いをしていたのを今でも覚えています。

そんな折、とあるタイマッサージの勉強会で出会ったのが、今の私の施術のベースになっている”Awareness Anatomy-感じるからだの機能解剖学”を教えるピボットの平山氏でした。どうしてもこの人の教えを受けたい、と志願して待つこと半年。月に一度の勉強会が始まり、周りは国家資格を持つ医療従事者も多く、専門用語に全くついていけず、情けないことに授業中に泣くこともしばしば…。自分の身体を教科書にする、ということは自分のコンプレックスや見ないふりをしている部分、自分が今後どうしたいのかという事に向き合わざるを得ません。自分の不甲斐なさと向き合うというのは、自分にとっては結構きついことだったなぁと今では思います。
 
それから約10年が経ち、師匠が言っていた言葉の意味はこうだったのか、と最近ようやく分かるようになってきました。身体の使い方や思考のクセ、ある部分に現れる不調の原因、本来その人が持っているニュートラルポジションとバランスの大切さ。時間を無駄遣いして先に進まないのはその頃から変わらない自分の短所なのですが、グズグズしている間にも少しは成長したのでしょうか。
 
サロンに初めてのお客様がいらして、施術後にお話しさせて頂くと「どうして分かるんですか?!」と驚かれることがあります。リピーターのお客様からは普段の生活を見られているよう、ここに来ると全てがばれると。
 
身体というのは本当に正直で嘘をつきません。その方が自分でも意識していないことも、忘れていたことも、ちゃんと身体には書いてある。40過ぎたら自分の顔に責任を持て、それまでの生き方が顔に出るというのはあながち嘘ではない、というか全くその通りな訳です。最終的なバランスをとっている顔まわりは身体全体を表しているし、予防医学の師匠の口癖は「身体は食べたもので作られる」、キネシオロジーの師匠は「思考が現実を作る」。分野は違えど、皆教えて下さる内容の根本の部分は一緒です。一瞬一瞬の思考、精神、呼吸、身体の使い方、食事の仕方、、、今の自分は過去の自分の選択の結果であり、今の自分の選択が未来を作っていくということ。小さな習慣を変えることで、未来を変えることが出来る。当たり前のようですが考えさせられるものがあります。
 
前述のサステナブル、という単語には環境を壊さず利用可能な、地球に優しい、という別の意味もあるそうです。持続可能なもので無ければ、土やそこで育つ植物、動物、ひいては地球に優しくないという事なのかもしれません。自分に置き換えてみても、習慣化しないものは続かないですし、継続して提供できるサービスであるかどうか、一時的でなくお客様に貢献できるものなのかどうか、というのは自分の中での一つの判断基準です。サロンに来て頂くことで、自分が役立てることは何だろうと。そう考えるとやはり、その場だけ気持ち良かったで終わるのではなく、根本的な原因を解決することに力を注ぎたいと思っています。普段から不調を抱えている方はそれを解消するために、より上を目指す方にはパフォーマンスを上げるために、自分が少しでも役に立つならば何より嬉しく感じます。

ところで、先日の6月2日をもってエクビオはおかげさまで5周年を迎えることが出来ました。
独立して羽村でサロンを始めたとき、最低5年間は続けるというのが一つの目標でした。何事もなく無事に5周年を迎えられたのは本当におかげさまでという他ありません。自分を育ててくれた会社やホテル勤務時代のスタッフの方々、声をかけてくれた渡辺さん、常にサポートして下さった先生方、商店街の皆さま、そして何より変わらずご愛顧下さるお客様。いつもありがとうございます。心より感謝、御礼申し上げます。まだまだ至らぬところばかりでご迷惑をおかけしますが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
たまにご質問を頂くのですがエクビオというサロン名には、「身体の声を聴く」という意味を込めています。
 
ecouter 傾聴する × bio 生物、生命 
転じて細胞の声を聴く、自然のままの本来の状態であること、という意味もあります。
 
未知の可能性を秘めた人体、細胞が元々持っている機能を発揮し、よりそのパフォーマンスを上げるというのがコンセプトです。いらないものは排除し、傷ついたものは修復し、眠っているものは起こす。壮大な話ですね。笑
 
ボディワークを始めた当初から、何故か自分の中のキーワードに細胞という単位があります。新人の頃は今と比較すると身体の知識はないに等しいので、自分の手をひたすら繊細にして情報を受け取ることを心掛けていた訳なのですが、身体に触れたときに返ってくる反応というのは、筋肉や骨ではなく細胞からなのではないか、とずっと感じていました。ここは働いている、働いていない、起きている、起きていない、繋がっている、繋がっていない、上手く言えないのですがそういう類のもの。いわゆる気やプラーナとか言われるものは電気エネルギーの一種だと私は思っているのですが、その通り道はこの管の上、とか説明出来ないのでなおさらです。手から感じ取るものと、解剖学などの身体の組成や知識、バランスや関連性、心や精神の問題。どことどこがどう繋がっているのか。その不可思議を解決するために色々なことを学び続けている気がするのです。

折りしも、昨日はここ9か月学んできた予防医学の最終講義の日で、エピジェネティック(後発性遺伝子学)の話でした。上記のようなぼんやりした細胞の話ではなく、遺伝子とDNAの仕組みについて、それから一時期話題になったサーチュイン遺伝子(長寿遺伝子)のスイッチをONにする方法などについての実験データに基づくテクノロジーの話だったのですが、自分としてはこのタイミングで講義を聞けたことに意味を感じました。
 
というのも、今週の木曜からまたチェンマイに向かうのですが、目的は解剖見学実習に参加するのとチネイザン(内臓デトックスマッサージ)を再び学ぶためです。位置づけとしては正反対にあるのではないか、と思えるような感覚や感情、気やエネルギーのテクニックと、目に見える臓器を学ぶ解剖学、それを結んでいる不可思議の根本を突き詰めていくと、その一つは細胞とか遺伝子とか最小単位の話になる気がするのですが(気の話はややこしいので割愛します)、昨日の講義中に出てきたのは46億年前に遡るミトコンドリアと酸素の話。そもそもの発祥起源の時点から細胞が意志を持っていたのではないか、と思われる下りがあって非常に興味深かったのです。人はなぜ人であるのか、自分はなぜ今生きているのか、不思議なことはよりその不思議さを増すばかりです。
 
細胞、菌、微生物、生物、無生物…鍵を握っているのはあまりにも小さな単位で、そのそも根っからの文系である自分にとっては完全に未知の分野。非科学的なことを裏付けるには、必ずしも科学的な知識が必要である訳では無いのでしょうが、矛盾するようでいて両者は紙一重だと思うのは私だけでしょうか。

最初のサステナブルからだいぶ話がそれました。

自分の身体も、食べ物も、生活習慣も、サロンのあり方も、良い状態を継続して続けていくために出来ることから少しずつ、今後も実験と修行を繰り返していこうと思います。と、無理やりまとめて終わります。
 
という訳で、6/9〜6/18までタイ研修のため休みを頂戴致します。
電話は出られないのですが、ネット環境はありますのでメールでのお問い合わせは随時ご連絡下さいませ。パワーアップして帰ってきますのでお楽しみに。
行ってきます!

予防医学士の最後の授業、講師の坂田さんと。
体内の抗酸化チェックをパスしないと卒業出来ないので、居残りです…
心と身体 comments(2) -
掃除とデトックス:本来あるべき姿に戻る
あけましておめでとうございます。
2016年もどうぞよろしくお願い致します。
 
昨年は皆さんにとって、どんな年でしたでしょうか?
私の2015年は学びと旅と出会いの年でした。チェンマイと表参道、新宿、3つの新しいカリキュラムに参加し、頭がいっぱいになりながら必死で詰め込みを続けてきて、正直まだ消化しきれておらず、、、チネイザン、キネシオロジー、経絡とアロマ、分子栄養学、予防医学と全く違うジャンルのようでもあり、あるお客様に「いったいどこを目指しているのか」と聞かれましたが、深いところでは全て繋がっています。
 
心と身体にとって今必要なものは何か。
 
それを感じとり、本来あるべき状態でいるための知識とテクニックでもあります。私にとっては詰め込みが必要なのですが、いかに引き算をして、無駄なものを排除していくかという意味では全て同じ。インドのアーユルヴェーダでもそうですが、東洋医学でもキネシオロジーでも、エネルギーが足りないことよりも、過剰になることで不調が生じることが多い、と講師の先生が仰っていたのが印象的でした。自分自身もそうですが、溜め込むと色々な部分がバランスが崩れてきて、本来の自分を見失う方向に進むことが多い気がしています。不要なものを捨て、溜め込んだものを排出し、解毒する。滞ったエネルギーの流れを解放し、本来あるべき姿に戻る。そうすることで初めて必要な充足が得られるのではないかと思っています。
 
講習通いの合間に、秋にはプライベートで少し休みをとり、禅寺の庭巡りもしてきました。繁忙期の合間だったこともあり、喧騒から逃れてのんびりと庭を眺めることが出来たのですが、幸運なことにとある寺院で他に誰も参拝者がいなかったことがありました。広い庭に自分一人。目を瞑ると風の音とせせらぎの水の音、戯れる鳥の声だけが聞こえてきて、自分の身体がまるで足元から大地に融けこみ、細胞がエネルギーでひたひたと満たされていくような、この上なく贅沢な時間でした。

チェンマイで滞在していたゲストハウスにも緑豊かな庭が設えられていて、そこがとても好きだったのですが、京都の庭も私の中で貴重なオアシスの一つとなりました。実際に訪れなくても、想像するだけで心が満たされる。そんな場所をいくつも持っていることで、いつでも心身をリセットすることが出来ます。

いつも思うことですが、振り返ってみると時が過ぎゆくのはあっという間ですね。その時必死で悩んでいたり考えていることも、月日が経てば既に過ぎ去りし記憶の一つ。人生には色々なことが起こりますが、「あんなこともあったな、、、」と振り返ってみると、今となっては全てが良い経験です。様々な環境で輝いている方たちとの新しい出会いもあり、多くの刺激を受けました。過去は今現在の状況によってもその色の濃淡や意味合いが変化するものだなと、ぼんやり考えているここ最近の私です。

そう、半年経ってみて、夏のファスティングはやはりやって良かったなと思っています。まっさらの状態の心と身体で、思考と身体的な変化を体感できたのは貴重でしたし、今振り返ってみても、自分の記事を読み返しても、今までに無い体験でありました。結果を報告しますと書きながらはや半年…。何となく書きそびれてしまったのと、今月またファスティングのセミナーに行ってきますので、まとめについてはまた改めて。今のところ、サロンでコースとして導入する予定は未だありませんが、プログラムをご紹介することは可能です。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせ下さいませ。

 
さて、新しい年になって半月が経ちましたが、皆様今年の目標は立てましたか?
 

昨年の流れを汲んで、私の今年のテーマは解毒と代謝です。要らないものを出し、巡りを良くし、溜め込まずに流れを良くすること。それは心も身体も、そしてプライベートもサロンも全て。その一つとして掃除のルールを設けました。このブログを読んで下さっている方の中には、何を当たり前のことを…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、毎朝必ず15分間、掃除をすることにして17日目。今のところ続いております。3週間続けば習慣になるといいますから、そろそろ習慣化してもいい頃かと。
 
自分は基本的に怠惰な性格なので、掃除するときは徹底的にやるのですが、やらない時は全然やりません。机の周りに読みかけの本が山積みということもしばしば。今までは朝時間が無くて夜にやったり、明日に回してみたり、休日まで溜め込んだり、サロンはともかく自分の家を常に満足のいくように清潔に保つ、ということがおろそかになる時も多々ありました。しかし、薄々感じてはいたのですが、自分の部屋の状態と心の状態は繋がっているのですよね。
成功する人が毎朝のトイレ掃除を日課にしている、とは良く聞く話ですが、トイレの便器のピカピカ具合と自分の心の晴れ具合は同調しているな、と便座を拭きながら思うわけです。無心に便座をキュッキュと磨いていると、心も磨かれて曇りが晴れていくのです。
 
年末年始はありがたいことに忙しかったので、年が明けてから少しずつ片付けを済ませ、大掛かりな掃除をし、朝の掃除を日課にしてしばらく経つと、段々と掃除にかける時間も減ってきました。やっぱり溜め込むのがいけないんだなと、、、片付けをして一旦家がスッキリしても、また元通りになってしまうのは性格に因るところも大きいでしょうが、今年は「忙しい」を言い訳にして何かを溜め込むのは止めようと決めました。やると決めたらやる。言い訳はしない。

まぁ掃除一つに大げさな、という感じですよね。自分でも笑ってしまいますが、口に出すことは目標実現の手段の一つ。自戒の念も含めて記しました。掃除は自分にとって、デトックスのための小さいけれど重要な一歩になりつつあります。今また自分の身体で人体実験をしているのですが、(主に解毒と腸の環境改善について)長い期間を経て溜め込んだものを出すのはやっぱり大変ですし、エネルギーが要ります。分かってはいるけれど…、と着手できなかった毎日の小さな習慣から、何とか変化を起こしてみようと思います。
 
デトックスメニュー展開の一つとして、ハーバルスチームサウナを始めました。試行錯誤した上で今の形に落ち着き、私自身も効果を実感しています。詳細はコチラから
ついでに、ホームページのメニューにそれぞれご利用頂いたお客様の声を追記してみました。メニュー選びのご参考になればと思います。
 


追記:
お正月にお葉書を下さった皆様、ありがとうございます。転居先からわざわざお便りをくださった方、近況を書き綴って下さる方、メールでお返事を下さった方、お子さんの受験や就職についてご報告くださった方… とてもとても嬉しかったです。心配していた方からお返事頂けてほっとしたり、転居しますとのお知らせに寂しい気持ちになったり、ポストを開けるたびに喜んだり悲しんだりで忙しいお正月明けでした。
 
サロンは元旦のみ定休を頂き、初詣にいって参りました。私は信心深い方ではないのですが、手を合わせて願うことは毎年同じです。
どうかご縁のある方、そうでない方も皆が幸せでありますように。
今年一年が皆様にとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り致します。


東京は初雪でしたね。昨夜お見送りで扉を開けたら外は雪景色で、心躍るひと時でした。今朝のご通勤など大丈夫でしたでしょうか。しばらく寒い日が続くようですので、どうぞご自愛下さいませ。
  

 
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ファスティング(断食)6日目〜2時間歩きながら考えたこと〜
なんと、夜に所用で昭島に出かけたら、改札を出て数秒後に突然バチッと音がして真っ暗闇に。
火災による停電でなんと青梅線全線運休…!てくてく2時間歩いて羽村まで帰ってきたのでした。
そんな回復期1日目を振り返ります。


ファスティング6日目(回復期1日目)


今日から待ちに待った回復期。流動食だけだった胃腸がびっくりしないように、少しずつ普段の食事にもどしていきます。通常はおもゆなどが多いですが、このプログラムでは断食明けはフルーツ+生野菜の朝食→お粥、という順番。フルーツは固形物ですが、酵素を含むので胃腸にも優しいですし、炭水化物より消化は早いのです。フルーツは平均的な人で消化に約40分、炭水化物は約8時間かかります。

で、食べたかった巨峰を選びました。



いただきます、と手を合わせて一粒口に入れると、唾液がジュワーっと口の中に溢れてきました。味の濃さにもびっくり。芳醇な甘さ、程よい酸味、皮に含まれるタンニンの渋みさえ感じます。皮のすぐ際が一番美味しい、というのが舌を通して分かります。今までこんなに葡萄の皮が美味しいと思ったことはなかったかも。昔の人がワインを作ろうと思うのも納得です。はぁーおいしいなーっと思いながら、ひたすら噛み砕く。食物を頂くありがたさを心から感じました。少し食べただけで満足感があります。すぐにお腹いっぱい。


お昼は薬膳粥と、具なしのお味噌汁、海塩、梅干。



断食期にも海塩を摂取していたのと、個人的に塩が足りないとたまに舐める習慣があるのですが、いつもよりお塩の味がとても濃く感じます。少しの量で十分塩辛い。そして塩辛いだけでなく甘み、苦味も口の中に拡がっていきます。一口お粥を口にするごとにお箸を置いて、良く噛んで味わう。そのことが食べ物を身体に入れるときに必要であることが良く分かりました。
食物は単なる栄養ではなく、エネルギーであり、ほかならぬ私自身の身体をつくるもの。自分と異なる生命が最終的には自分の細胞になっていく訳ですから、口に入れたものがその後どうなっていくのか、イメージすることも大切なのですね。今まで分かってるものの…急いで食べたり、あまり噛まずに飲み込むことも多々ありました。良くないな、という自覚はあっても直せなかったのです。今後はきっと大丈夫。

それにしても、薬膳のお料理ってとても美味しいですよね!私は大好きですが、皆さんはいかがでしょうか?難しそうなイメージはありますけどね。自分の分だけだとどうしても簡単な食事になってしまいがちですが、今後は自分の身体だけでなくて、自分を作る食べ物にもきちんと手をかけて、愛情を込めてお料理をしよう…。



そして夜、用事があって必要な買い物をしに、電車に乗って出かけました。立川にしようかと思いましたが、何となく躊躇して近場の昭島で手を打つことに。このときの自分の直感をほめてあげたいくらいです。

冒頭に書いたように、昭島駅の改札を出て数秒後、青梅線全線停電。
原因がすぐに分からなかったので、必要な買い物を先に済ませてから、しばらく経てば開通するだろうと楽観的に考えた私はとりあえずお茶でもしよう、と思ってティールームへ。回復期とはいえカフェイン禁止なのでカモミール&シトラスのハーブティーを頼みました。


店内でツイッターを見てみると、何と復旧の見通しなしと…!
閉店時間になって外へ出ると駅は真っ暗なまま、タクシー前は数十人の行列、駅前には人だかりで座り込む人もいました。
ファスティング中にこんなトラブルがあるなんて…歩きなさいという天の配剤としか思えない。幸い羽村のbootさんで買ってきた有機のプラムとバナナも手にぶら下げていたので食料も万全、きっと大丈夫。
覚悟を決めて、靴の紐をキュッと結びなおし、羽村まで2時間のウォーキングコースを確認して歩き始めました。
以外と歩く人もいるのかなと思いきや、ほぼ道中ほぼ誰もおらず。
大渋滞を整理する警察官の方を見つけて、道を尋ねると「え、羽村までいくの?大分あるけど大丈夫?」と。
 
「大丈夫です。私断食中なのでポジティブなんです。」

とは言いませんでしたが、拝島を過ぎるあたりで猛烈にお腹が空いてきました。夕食をとる前に出掛けたので、既にエネルギー切れ。途中の自動販売機で買ったミネラルウォーターでプラムを軽くすすいで、かぶりつきました。甘酸っぱさと、水分が身体に染み渡っていくのがわかりました。何だろう、この感じ何かに似てる…。
 
そうだ!タイだ!

今年2月に行ったチェンマイ研修の最終日、空港までの道を思い出しました。
いつも行き当たりばったりの私は帰国日がフラワーフェスティバルのメインパレードの日であることを知らず、空港へのピックアップで呼んで頂いたタクシーが辿り着ける見通しなしとなって、困った私は歩くことを選択したのでした。スーツケースを文字通り転がしながら、パレードとカメラを持った溢れる観光客の間を「エクスキューズミー!」と叫びながらひた走りました。パレードを抜けてもソンテウ(乗り合いタクシー)は誰も乗せてくれず、このままだと出発に間に合わない…どうしよう…
でも、何故か不安はありませんでした。
 
きっと何とかなる。大丈夫。

その気持ちがどこから来るのかは分かりませんでしたが、根拠のない自信を胸に、異国の知らない道をひたすら走っているとタイ人のおばあちゃんが私の腕をつかんで必死で止めるではありませんか。タイ語の分からない私ですが、いいから車に乗っていきなさいと言ってくれているのが分かりました。どこかの宿のおばあちゃんで、空港にちょうど送っていくところだからと。

そのお迎えの車の助手席に乗せて頂き、空港までひとっ走り。何とかギリギリ間に合ったのでした。何度もお礼を言ってお金を払おうとすると、スタッフの方はいりませんと。寡黙な男性でしたが、最後に手を合わせてニコッと微笑んですぐにお帰りになられました。ありがたくて、ありがたくて、飛行機に乗って離陸してから色々な想いが込み上げてきて涙が溢れました。助けて下さったそのおばあちゃんとスタッフの方、快く同乗を受け入れて下さった中国人の若いカップル、トラブルを何とかしようと手をつくしてくれたゲストハウスのスタッフ。尊敬するチネイザンの師の言葉と手の温かさ。
その時もチネイザンの研修で行った訳なので、お腹をハーバルボールで温め、腸のデトックスマッサージを毎日行い、瞑想し、口にするもの全てに気をつけながら過ごした2週間の最終日でした。それは偶然ではなくて、起こるべくして起こったのだと、私は思います。

異国の旅先だから、という理由だけでなく一瞬一瞬を大切にして毎日を過ごしていると、そんな一瞬が向こうからやってきます。今、その瞬間に自分が生かされていること、そこに存在していることを心と身体の全てで味わう、そんなかけがえの無い瞬間が。

今回のファスティングも、腸内環境の改善、という目的からかけ離れた沢山のギフトを頂きました。新しくご縁のあった方、きっかけを作って下さった方、全ての方に感謝を込めて。ありがとうございます。

断食も今日で終わり(↑は昨日の話です)。終了後の測定に行ってまいります。
全て終わったら数日後にビフォーアフターの結果を載せますね。

今日がみなさんにとって意味のある一日でありますように。
ファスティング(断食) comments(0) -
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