穏やかな音楽と野生の植物の香りに包まれる
羽村の小さなタイマッサージ&アロマトリートメントサロン ecoubio エクビオ
ファスティング(断食)6日目〜2時間歩きながら考えたこと〜
なんと、夜に所用で昭島に出かけたら、改札を出て数秒後に突然バチッと音がして真っ暗闇に。
火災による停電でなんと青梅線全線運休…!てくてく2時間歩いて羽村まで帰ってきたのでした。
そんな回復期1日目を振り返ります。


ファスティング6日目(回復期1日目)


今日から待ちに待った回復期。流動食だけだった胃腸がびっくりしないように、少しずつ普段の食事にもどしていきます。通常はおもゆなどが多いですが、このプログラムでは断食明けはフルーツ+生野菜の朝食→お粥、という順番。フルーツは固形物ですが、酵素を含むので胃腸にも優しいですし、炭水化物より消化は早いのです。フルーツは平均的な人で消化に約40分、炭水化物は約8時間かかります。

で、食べたかった巨峰を選びました。



いただきます、と手を合わせて一粒口に入れると、唾液がジュワーっと口の中に溢れてきました。味の濃さにもびっくり。芳醇な甘さ、程よい酸味、皮に含まれるタンニンの渋みさえ感じます。皮のすぐ際が一番美味しい、というのが舌を通して分かります。今までこんなに葡萄の皮が美味しいと思ったことはなかったかも。昔の人がワインを作ろうと思うのも納得です。はぁーおいしいなーっと思いながら、ひたすら噛み砕く。食物を頂くありがたさを心から感じました。少し食べただけで満足感があります。すぐにお腹いっぱい。


お昼は薬膳粥と、具なしのお味噌汁、海塩、梅干。



断食期にも海塩を摂取していたのと、個人的に塩が足りないとたまに舐める習慣があるのですが、いつもよりお塩の味がとても濃く感じます。少しの量で十分塩辛い。そして塩辛いだけでなく甘み、苦味も口の中に拡がっていきます。一口お粥を口にするごとにお箸を置いて、良く噛んで味わう。そのことが食べ物を身体に入れるときに必要であることが良く分かりました。
食物は単なる栄養ではなく、エネルギーであり、ほかならぬ私自身の身体をつくるもの。自分と異なる生命が最終的には自分の細胞になっていく訳ですから、口に入れたものがその後どうなっていくのか、イメージすることも大切なのですね。今まで分かってるものの…急いで食べたり、あまり噛まずに飲み込むことも多々ありました。良くないな、という自覚はあっても直せなかったのです。今後はきっと大丈夫。

それにしても、薬膳のお料理ってとても美味しいですよね!私は大好きですが、皆さんはいかがでしょうか?難しそうなイメージはありますけどね。自分の分だけだとどうしても簡単な食事になってしまいがちですが、今後は自分の身体だけでなくて、自分を作る食べ物にもきちんと手をかけて、愛情を込めてお料理をしよう…。



そして夜、用事があって必要な買い物をしに、電車に乗って出かけました。立川にしようかと思いましたが、何となく躊躇して近場の昭島で手を打つことに。このときの自分の直感をほめてあげたいくらいです。

冒頭に書いたように、昭島駅の改札を出て数秒後、青梅線全線停電。
原因がすぐに分からなかったので、必要な買い物を先に済ませてから、しばらく経てば開通するだろうと楽観的に考えた私はとりあえずお茶でもしよう、と思ってティールームへ。回復期とはいえカフェイン禁止なのでカモミール&シトラスのハーブティーを頼みました。


店内でツイッターを見てみると、何と復旧の見通しなしと…!
閉店時間になって外へ出ると駅は真っ暗なまま、タクシー前は数十人の行列、駅前には人だかりで座り込む人もいました。
ファスティング中にこんなトラブルがあるなんて…歩きなさいという天の配剤としか思えない。幸い羽村のbootさんで買ってきた有機のプラムとバナナも手にぶら下げていたので食料も万全、きっと大丈夫。
覚悟を決めて、靴の紐をキュッと結びなおし、羽村まで2時間のウォーキングコースを確認して歩き始めました。
以外と歩く人もいるのかなと思いきや、ほぼ道中ほぼ誰もおらず。
大渋滞を整理する警察官の方を見つけて、道を尋ねると「え、羽村までいくの?大分あるけど大丈夫?」と。
 
「大丈夫です。私断食中なのでポジティブなんです。」

とは言いませんでしたが、拝島を過ぎるあたりで猛烈にお腹が空いてきました。夕食をとる前に出掛けたので、既にエネルギー切れ。途中の自動販売機で買ったミネラルウォーターでプラムを軽くすすいで、かぶりつきました。甘酸っぱさと、水分が身体に染み渡っていくのがわかりました。何だろう、この感じ何かに似てる…。
 
そうだ!タイだ!

今年2月に行ったチェンマイ研修の最終日、空港までの道を思い出しました。
いつも行き当たりばったりの私は帰国日がフラワーフェスティバルのメインパレードの日であることを知らず、空港へのピックアップで呼んで頂いたタクシーが辿り着ける見通しなしとなって、困った私は歩くことを選択したのでした。スーツケースを文字通り転がしながら、パレードとカメラを持った溢れる観光客の間を「エクスキューズミー!」と叫びながらひた走りました。パレードを抜けてもソンテウ(乗り合いタクシー)は誰も乗せてくれず、このままだと出発に間に合わない…どうしよう…
でも、何故か不安はありませんでした。
 
きっと何とかなる。大丈夫。

その気持ちがどこから来るのかは分かりませんでしたが、根拠のない自信を胸に、異国の知らない道をひたすら走っているとタイ人のおばあちゃんが私の腕をつかんで必死で止めるではありませんか。タイ語の分からない私ですが、いいから車に乗っていきなさいと言ってくれているのが分かりました。どこかの宿のおばあちゃんで、空港にちょうど送っていくところだからと。

そのお迎えの車の助手席に乗せて頂き、空港までひとっ走り。何とかギリギリ間に合ったのでした。何度もお礼を言ってお金を払おうとすると、スタッフの方はいりませんと。寡黙な男性でしたが、最後に手を合わせてニコッと微笑んですぐにお帰りになられました。ありがたくて、ありがたくて、飛行機に乗って離陸してから色々な想いが込み上げてきて涙が溢れました。助けて下さったそのおばあちゃんとスタッフの方、快く同乗を受け入れて下さった中国人の若いカップル、トラブルを何とかしようと手をつくしてくれたゲストハウスのスタッフ。尊敬するチネイザンの師の言葉と手の温かさ。
その時もチネイザンの研修で行った訳なので、お腹をハーバルボールで温め、腸のデトックスマッサージを毎日行い、瞑想し、口にするもの全てに気をつけながら過ごした2週間の最終日でした。それは偶然ではなくて、起こるべくして起こったのだと、私は思います。

異国の旅先だから、という理由だけでなく一瞬一瞬を大切にして毎日を過ごしていると、そんな一瞬が向こうからやってきます。今、その瞬間に自分が生かされていること、そこに存在していることを心と身体の全てで味わう、そんなかけがえの無い瞬間が。

今回のファスティングも、腸内環境の改善、という目的からかけ離れた沢山のギフトを頂きました。新しくご縁のあった方、きっかけを作って下さった方、全ての方に感謝を込めて。ありがとうございます。

断食も今日で終わり(↑は昨日の話です)。終了後の測定に行ってまいります。
全て終わったら数日後にビフォーアフターの結果を載せますね。

今日がみなさんにとって意味のある一日でありますように。
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